自動車保険の加入。納車前にやっておく事のひとつですが、気になるのは保険料。今回はセカンドカーなので保険料はできるだけ安く抑えたい!保険料決定の3大要素となる「補償内容、割引条件、料率クラス」。我がフィアット500C(FIAT500C)はどうだった?
車両保険を最小化
まず補償内容ですが、詳しくは保険会社さんや保険系ブロガーさん達にお任せするとして(笑)、各種補償金額はファーストカーと同等にしました。その上で、少しでも安く抑えたい私は「車両保険」を最小化しました。
具体的には「他の自動車との衝突」つまり一般的な交通事故を補償対象とし、「単独事故」つまり自爆については補償対象外としました。車両保険は「一般型」と「エコノミー型」の2種類あり(保険会社によって名称は異なる)、「エコノミー型」の場合は「電柱にあてちゃった」といったいわゆる自爆事故などが補償されなくなりますが、保険料が安くなります。自爆は100%自己責任。ちょっとした破損では保険適用できませんし、何よりセカンドカーなので「事故で乗れなくなると困る!」というものでもありません。修理代の負担も含めて自己責任への納得感がある(納得せざるをえない(笑))と考えたからです。
尚、私が契約した保険会社のメニュー構成上、「盗難事故」、「火災、台風、竜巻等」も対象となり、「当て逃げ」は対象外になりました。「車両保険」については有りか無しか、補償対象を何にするかで保険料にとーんでもなく差がつきます。『保険は不幸を当てる宝くじ』なんて言いますので、契約更新の機会などに本当に必要か(もちろん必要な方もいます)改めて見直しをお勧めします。
等級は7等級
次に割引条件。条件には各種安全装備の有無や利用条件など各社保険商品ごとに設定がありますが、「等級(ノンフリート等級)」は共通する制度ですね。6等級から始まり一年間保険を適用しなければ一つずつ等級が上がり、割引率も上がって行きます。MAXの20等級では割引率が63%!何を隠そう私は20等級なのですが、これがなんと二台目の車には適用されない!それを知った時は涙が止まりませんでした。
しかし、二台目には「セカンドカー割引」なるものがありました。スタートは6等級ではなく7等級から。「さすがにイチからスタートだとやる気無くしちゃうだろうからさ。」と、少しだけサービスしてくれるようですね。
フィアット500Cは人に優しい?
最後に料率クラス。ここまでの保証内容とか割引とか云々以前に、そもそものベースとなる保険料の水準を決めるもので、事故が多い車種は保険料が高く、事故が少ない車は保険料安くなるわけですね。料率クラスには、「対人賠償」「対物賠償」「傷害(人身傷害・搭乗者傷害)」「車両保険」の4つの項目があり、それぞれの項目について1~17の17段階でクラスが設定(自家用車の場合)され、そのクラスの数字が小さいほど保険料が安くなるわけです。
さて、FIAT500C ツインエアはいかに?
今回は私のファーストカーである某国産中型SUVと同じ保証会社にて契約しました。両者を並べてみると・・・
車両 | 対人 | 対物 | 傷害 | |
某国産中型SUV | 10 | 7 | 6 | 7 |
FIAT500C ツインエア | 7 | 2 | 4 | 7 |
「こんなに違うんか!」と関心してしまいました。「対人2」って、私は業界関係者ではない素人なのであくまで想像ですが、FIAT500C ツインエアって人に優しいんですね、きっと。もうこれだけで更に愛しくなっちゃいましたよ。
結論。保険料、納得のいく金額でした。
そんなこんなで見積りした保険料について、私の場合は20等級の国産中型SUVと同等の補償内容で、その保険料は「ほぼ同額」に収まりました。総じて「おー安く仕上がったなー」という印象です。セカンドカー保有費用の内数として(これはまた別の機会に)充分納得の行く金額になりました。
尚、自動車保険の保険料は、補償内容はもちろん加入方法による割引など、様々な組み合わせで決定するようなので、もしもご検討中の方は私の経験談はあくまでご参考に。実際にご自身にあった保険を調べてみてくださいね。