私が所有するクルマは「FIAT500C」。個性的な魅力あふれるチンクエチェントです。そんなチンクエチェントを始めとするフィアット車のオーナーイベント「FIAT PICNIC」に参加!今回は前回の続き、後編です!
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FIAT PICNICを味わう
さて、イベントプログラムは10:00~15:00ですが、受付は8:30からと早め。オーナーイベントはみなさん早めに会場入りして楽しむ傾向があり、今回も私が会場に到着した9:30頃には既に多くの参加者が集まってました。イベントの盛り上がりを感じましたね。
スタッフの誘導に従い会場内を進むとクルマに乗ったまま受付です。受付では事前にメールで配布された「招待状」を提示。スタッフさんが確認すると、その先の駐車場エリアへと進めるシステム。
この受付で自車のナンバープレートを隠す“板“を受け取りました。実は事前に「当日は写真は撮られるので承知してね」と案内があったのです。そこで私は自前でナンバープレート隠す真っ白な“板“を持参していました。しかし受付で配られたその“板“は、FIATのブランドロゴがプリントされたステキなデザイン!コッチの方が断然良い。「フィアット公式ナンバープレート隠し」と言えるでしょう。イイもの頂きました!あざす!
さて、受付後はスタッフの誘導に従い広大な駐車場の端っこへと進みます。整然と並ぶチンクエチェントの列に加わり我が愛車を駐車。どうやら車種別に区分けしているようで、私の周りはみんなチンクエチェント。実に美しい光景です。
クルマの外に出て、先ほど頂いたナンバープレート隠しを愛車にセット。少し離れた場所から記念にお写真をパシャリ。会場全体を埋め着くす大量のフィアット車。いやはや壮観です。
駐車した場所からメイン会場へは少し距離があります。来場している何人かのチンクエチェント仲間に連絡を取りながら歩き出します。すると、ジリジリと照りつける太陽にみるみる汗が吹き出す。9月中旬になろうかというのに、この日は真夏日の予報。慌てて持参した帽子を被りますが、欲を言えば日傘が欲しかった!
参加台数1,000台を飲み込む会場は歩きごたえがあります。仲間を見つけるのも同じクルマばかりで一苦労(笑)。それでもどうにか出会えてしばし談笑していると、イベントスタートの時間に。
今回のMCは有名な某コンビ芸人さん。楽しい声を響かせて「開会式」が始まりました。私、個人的にこの芸人さんがツボなこともあり、楽しく拝見しましたよ。ステランティスの偉い方のご挨拶にも面白く絡んでいて、やっぱりプロってスゴいなと思いました!
開会式の後は、ステージ前で参加者全員の集合写真を撮影。とにかく参加者がスゴイ人数(2,000人超!)で、カメラマンさんも全員をフレームに収めるのにご苦労されてました!ドローンも登場してましたよ!
そして、撮影後はイベントプログラムへと続いていきました。詳しくはフィアットさん公式サイトの動画などで紹介してますので、私からは割愛!(サボり)
私は何をしていたかというと、会場内を散策して参加者のみなさんの様子を眺めたり、出展ブースを物色したり、仲間とジェラートを食べたり、デコレーションコンテストに参加している仲間に挨拶したりと、自由気ままに過ごしました!このユルさが、オーナーイベントの良いところですよね!
そして、ふと時計を見れば間もなくお昼時に!おお!次の目的地へ向かわなければ!そうです!次は“うなぎ“です!
午後のイベントプログラムに後ろ髪を引かれつつ、愛車に乗り込みエンジン始動。するする、イベント会場から公道に出るところで、私ふと気づきました!
「あ!“ナンバープレート隠し!“つけっぱなしだ!」
あぶないあぶない!慌てて“板“を外し、改めて出発!
うな重(上)を味わう
うなぎの頂き方は数あれど、私はやっぱり「うな重」が好きです。
蒲焼きにかかった甘辛なタレがうなぎとゴハンを一体化。ひと口ごとにその分量を変化させながら、食感と味のバランスを楽しみ、最後は文字通り重箱の隅をつつき、ごはん粒ひとつ残さず味わい尽くす。んーたまらん。
ところで、うなぎの蒲焼きには「関西風」と「関東風」があることをご存知でしょうか?恥ずかしながら、私、今回まで知りませんでした。関東暮らしの長い私、「関西風」は未経験です。
地域によって分かれる関西風と関東風。その境目は”天竜川”とのこと。今回お邪魔する浜名湖周辺は、ちょうど関西風の最前線。しかもうなぎの名店がひしめくエリア。コレは楽しみ!
土地勘の無い私、事前に浜松出身の友人からおすすめのお店を教えてもらってました。複数の候補から迷いに迷って「うな吉」さんに決めました!
イベント会場を離れた私は幌を開いてオープン走行を楽しむこと30分ほどで、うな吉さんに到着!すると、駐車場には車がたくさん!よーく見ると1台分だけ空いてました!時間もちょうどお昼時でしたから、すんなり入れてラッキーでした!
のれんを潜るとすぐ右手に厨房が。「1人です」と告げると丁寧な応対で店内の1階奥の座敷に案内されました。(2階席もあり)。テーブルにメニュー表が置いてありますが、注文は予め決定済みでした。後悔無きよう渾身のオーダー「うな重(上)」です!
声を上ずらせながら「うな重(上)で!」と注文すると、すぐにお通しっぽいものが運ばれてきました。どうやらコレはうなぎの骨を揚げた一品。通称「うなぎボーン」ですね。おなかも空いてるのでバリバリと音を立てて頂きました。「オトナの味」でしたよ。
さらに待ちます。店内にはうなぎを焼くスモーキーな匂いが立ち込めます。関東風のお店だと、タレの甘い匂いが充満しますよね。この辺りの違いもオモシロイ。
そして、ついに「うな重(上)」のお出ましです!おお、メロンが付いてる!お重のフタをパカーンと開ければ、ご立派なうなぎ様が鎮座しております!ありがたやありがたや!
焦る気持ちを落ち着かせ、目で見て、鼻で香り、舌で味わいながら頂きました。そのお味はというと、関東風に慣れた私の舌にはかなり新鮮でしたね。
タレの主張が強い関東風と違い(うな吉さん特徴もあるかもですが)、うなぎの身そのもの味がメインでタレは引き立て役という印象。肉厚でしっかりした身にうなぎ本来の旨味。贅沢に“うなぎ多め“のバランスで味わいました。
あー!ウマかった!
コレ、うなぎの「質」が良くないと出せないでしょうね。タレの味でごまかせないですもん。贅沢なひとときでした!ごちそうさまでした!
NEOPASA駿河湾沼津を味わう
さて、オナカもココロも満たされた私。のんびりしたいところですが、我が家で待つ幼子の夕ごはんまでに帰宅しなくては。所要時間は4〜5時間ほど。気を引き締めて家路に向かいます。
「うな吉」さんを出発し「浜松スマートIC」へ。ココから行きも利用した「新東名高速道路」に乗り東京方面へ戻ります。新東名の快適さは経験済みですから、気持ちも楽ですね。景色も良いし、新東名スバラシイ。
新東名を1時間ほど走ったところで私の身体に生理現象が発生。眠気の方は運転の楽しさで大丈夫ですが、おトイレの方は仕方ない。ちょうどサービスエリア「NEOPASA 駿河湾沼津」の手前でした。行き(下り)にもお邪魔したコチラへ帰り(上り)もお邪魔します。
NEOPASA駿河湾沼津の駐車場にクルマを停め、まずは小走りに用を済ませます。トイレから外へ出て、ふと建物の外観を眺めました。すると、実はなかなかのお姿だという事に気が付きました。例えるならばアミューズメント施設のような「非日常感」を感じましたよ。
次に建物を背に南方向へ目を向ける。すると、降り注ぐ日射しにキラキラ光る海が見えます。本線道路の向こう側に駿河湾がドドーンと広がってました!
左方向へ視線を移せば、海の向こうに山のような影が見えました。どうやらアレは伊豆半島。西側の根っこのあたりです。なんだココ、眺めサイコーじゃないスか!
景色に関心していると、施設側、外に面したテナントに「いでぼく」さんを発見!私、以前に東名高速道路の足柄SAでソフトクリームを頂き、そのウマさにビビったお店が「いでぼく」さんでした。コチラにもいらっしゃったとは!
うな重で上がった血糖値も少し落ち着いたタイミング。迷わずソフトクリームを注文。その色、ツヤ、カタチ、いずれもスバラシイ!思わず写真を撮ったら溶けないうちに頂きます。もちろんお味もサイコー!いでぼくさんのソフトクリーム、おすすめです!
スバラシイ景色にサイコーのソフトクリーム。他にもまだまだ楽しめそうです。NEOPASA駿河湾沼津さん、次の機会あればまた必ず寄らせてもらいます!
大満足で愛車に戻った私。このあとは一気に自宅まで走り抜けました。この日まではただただ遠いなあと思っていた浜名湖。終わってみれば実際の距離よりも近く感じることができました。
私にとって「FIAT PICNIC」は、イベントそのものを楽しめただけでなく、日帰り弾丸ドライブの機会を作ってくれました。感謝です!
尚、私がお伝えしていないイベント詳細情報は、公式サイトなどをご覧ください!
以上、イベント「FIAT PICNIC」参加のご報告でした!
今回のイベント参加が、また私の人生に豊かな体験をもたらしてくれました。お出かけって、ホントにイイですね!