警告灯は突然に!チンクエチェントのタイヤ空気圧モニターを初期化する。

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チンクエチェント タイヤ空気圧モニターフィアット500C
4輪全て「KO(ノックアウト)」!?

私の愛車フィアット500C(FIAT500C)、ある日突然メーターディスプレイにタイヤ空気圧の警告表示が出現しました!しかも対象は4輪全て!そんなバカな!

コレ、どうやら“チンクエチェントあるある“のようでした・・・。

これも「味」と受け取れるだけのキャラクターがチンクエチェントの魅力ですね。

関連記事 これもフィアット500Cの「味」

 

警告灯がついた

それは突然でした。エンジンをかけようと、チンクエチェントの“味“とも言える物理キーをステアリングコラムの鍵穴に刺してオンに回すと、インパネのディスプレイに見慣れぬ警告サインが表示されました。ガイシャ気分を高めるべく、表示言語設定を“English“に変更している私ですが、英語は苦手です。「ち、ちぇっく たいや ぷれっしゃー・・・?」

チンクエチェントにはタイヤ空気圧の低下を管理するセンサーが備わっています。パンクや自然な空気抜け等でタイヤの空気圧が低下するとタイヤの外径が変化(小さくなる)します。センサーがこの変化によりタイヤに発生する回転数の差を感知する仕組みです。

前回ディラーさんで定期点検を受けてから2か月も経っていませんでしたから自然な空気抜けをするには早い気がします。「あら、パンクでもしたかしら?」とクルマの周囲を一回りしてタイヤのふくらみ具合、ホイールまわりをチェック。特段異常は見られません。タイヤ空気圧の測定ツールがあれば数値としてチェックできるのですが、あいにく所有してません。仕方なく空気圧を調べに近所のガソリンスタンドへ向かうことにします。

チンクエチェント タイヤ空気圧

メーター左上にタイヤを模した警告灯が出現。

フィアット500 タイヤ警告灯

「タイヤの空気圧をチェックせよ」とのメッセージ。

 

空気圧は正常だが・・・

ガソリンスタンドに向かってクルマを走らせながら、ステアリングホイール、シート、ペダルからの挙動に神経を尖らせますが、特段異常な挙動は感じません。とりあえずガソリンスタンドまでは走れそうだなと安心した時、ふと思い出したことがありました。

普段、Instagramでチンクエチェントのハッシュタグが付いたみなさんの投稿を拝見しているのですが、その中で何度か「タイヤ空気圧警告灯が付いたけど異常なし」という投稿を目にしていたのです。「・・・もしかしてソレか?」

ガソリンスタンドに到着するや、グローブボックスから取扱説明書を取り出し、タイヤ空気圧の詳細情報表示方法を確認します。手順通り操作すると・・・おー出たー!

FIAT500 タイヤ パンク

4輪全てに「KO」!ボクシングなら完敗です。

詳細表示ではタイヤ4本それぞれの状態を表示します。メーターディスプレイに現われたのは4本全てに対する「KO」の文字!「KO」が“ノックアウト“なのか定かではありませんが、センサーが“空気圧低下“と判断した際に「KO」と表示するようです。

しかし「突然4本全てに異常を検知」の症状こそが、私がInstagramで拝見した「異常なし」の投稿と合致したのでした。突然4本同時に空気圧が低下することは、事件や事故を除いては考えにくく、取扱説明書にも「通常の走行時では起こりえませんが、1か月以上の長期保管後などは走行前に空気圧を点検・補充してください。」と記載がありました。私は1か月以上放置してませんし、見た目にも異常(4輪全てにクギ刺されてるとか)は見られませんでした。ということは、「異常ないのに警告灯表示」の事例に合致しているのではないか!?

疑いを確信に変えるべく、ガソリンスタンドのタイヤ空気圧調整器を拝借。4輪全ての空気圧を計測すると、間違いなく異常なし。私がいつも調整している数値でした。

 

警告表示を消す

見た目、ドライブフィール、空気圧測定値、取扱説明書の記載、そして、Instaglamで見た事例。複合的な状況証拠が揃いました。「今回は“異常なし“」と(個人的に)断定します!

そうとなれば警告灯、警告表示を消しましょう。警告表示を消すにはタイヤ空気圧モニターの“初期化“を行います。取扱説明書の記載に従って設定していきます。何度かのボタン操作を経て初期化完了。タイヤの詳細表示では「KO」が「OK」に変りました!色味もグリーンで、平和です!

チンクエチェント 空気圧

4輪全て「OK」に。平和が戻りました。

この後、しばらく走行することでクルマ側が標準的な空気圧(回転数)をメモリーし、モニターを再開するそうです。ちなみに余談ですが、私の若い頃は「高速走行時は空気圧を高め」が通説でしたが、昨今はタイヤの性能も高まる一方で空気圧を高めにした際のリスクがある為「いつでも空気圧は指定値が良い」が常識になりましたね。

WEB CARTOPさんのタイヤの空気圧に関する解説記事です。
タイヤ空気圧が低いと危険と言われるが「空気圧が高い」とどうなる
タイヤメーカーを中心に「空気圧点検を」という啓発活動が行われているが、これは時間の経過と共に空気が抜け、タイヤの空気圧が下がるため、もしくはスローパンクチャーを発見する目的などがある。そして低い空気圧は危険を伴うためだ。逆に高いとどうなるのだろうか?

 

以上、突然発生したタイヤ空気圧の警告表示についてのご報告でした。

振り返れば、Instagramで同じ症状について見聞きしていなければ、パニックになったかもしれません。情報って大切だなと思いました。

安全を見るならばディーラーさんへ点検に出すべきかもしれませんが、私は「コレにて“いったん“落着」とします。あくまで「自己判断」で!

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