オープンカーにも関わらず、青空駐車場を寝床とする私の愛車フィアット500C(FIAT500C)。幌(ソフトトップ)の美しさを保つために投入したハーフボディカバー。コレが、もう手放せないほど頼りになるのですよ・・・。
vs カラス
先日、犬の散歩で通りかかったマンションの前で衝撃的な光景を目にしました。そのマンションは建物を背に道路に面する敷地が居住者用の青空駐車場になっていて、20台くらいのクルマが並んで止めてありました。そこへ、マンションの屋上から急降下してきた複数の黒い物体が!カラスです!群れでしょうか、総勢5羽もいてスゴイ迫力です。私は愛車のボンネットに激突されて以来、カラスへの恐怖心が増すばかり。ビクビクしながら動向を見守りました。すると・・・。
カラス達が着地したのは住人のみなさんの愛車、ハイト系軽自動車とその隣のミニバンの屋根に着地したのです。
「ガンッ!!」
着地と同時になかなかに重たい音がしました。カラスの足の爪がクルマの屋根にあたった音です。
「カツカツカツカツ…」
その後はカラスの動きに合わせて足の爪がクルマの屋根と当たる音が響きます。カラス達はその隣のミニバン、更に隣のミニバンと屋根を伝っていきます。丁度車高の近いクルマが並んでいるせいか、カラス達の動きも軽快です。
「カツカツカツカツ、ガコッ!」
「“ガコッ!“って音がしたけどダイジョブかよ!?」
もうクルマのオーナーさんが不憫でなりません。もちろん不審者に等しくなるので肉眼では確認できませんが、キズいったかもしれません。場所も普段は目にしないルーフですからすぐには気づかないと思いますが、気づいた時も、まさかカラスによるものとは思わないでしょうねお気づきにならないでしょう。助けてあげられなくてゴメンナサイ。
もしも私の愛車のルーフ、すなわち“幌“に舞い降りた時はハーフカバーが爪の直撃は抑えてくれるでしょうし、そもそも足場が不安定なので着陸抑止にもなる気がします(私の希望的観測)。カラスが好むといわれるゴム系のパーツも隠れるので、バレない限り安全かと。いずれも私の“想像“でしかありませんが、イイじゃないですか!精神衛生上の効果だけでも抜群の効果です!引き続き頼むぞハーフカバー!
vs 雪
冬の象徴ともいえる「雪」。日本では地域によって降るか降らぬか濃淡が強烈に分かれますよね。私の住む地域では1シーズンに1日降るかどうか。降っても積もる事は珍しく、縁遠い存在です。当然、オープンカーを購入する際に雪への心配など頭の片隅にも存在しませんでした。
ところが先日、ドカ雪(私の地域の基準です(笑))が降りました。昼頃から降り出した雪は積もり、日が暮れる頃にはヒザ下に達するほどに。情報では間もなく止むとの予報だったので、ご近所さんと雪かきを開始。プラスチック製のチリトリをスコップ代わりに用いて生活導線の雪を掻き出します。小一時間かけてようやく家の周囲はクリアになりました。慣れない作業で張りを感じる腰をスリスリさすりつつひと息ついた所で、
「あぁぁっ!」
ハタと思い出しました!そうです、青空駐車場は無事か!?
こりゃイカンと慌てて青空駐車場へ向かいます。自宅から青空駐車場まで道のりは徒歩2分。コチラは雪かきが行われておらず抜き足差し足忍び足、慎重に歩みを進め青空駐車場に到着。敷地内の端に佇む愛車の元へ辿り着けば、見事にお屋根に大量の雪が積もっております!チンクエチェントのボティ形状とあいまったその姿は、さながら「雪見だいふく」のようです。コレはコレでカワイイのですが、さっさと雪を下ろしてあげましょう。
さて、持参したチリ取りをスコップ代わりに、ルーフに積もった雪の層の横からザクっと挿し込み、雪をかたまりですくい取っていきます。ココで心強かったのはハーフボディカバーをかけていたこと。幌のキャンバス生地との擦れを気にせず作業できます。コレ、カバーが無ければ私は絶対にやらないです!洗車時は素手で撫で洗いしているくらいですからね。あっという間に雪下ろし完了。いやはやカバーのおかげです。
そして昨日、今シーズン2回目の雪も降りました!今回は前回より降雪量控え目。前回同様にチリ取りスコップで雪下ろししましたよ!楽勝でした!
初めての冬を迎え、霜やら雪やら購入当初は想定していなかったものが幌に降り掛かってます。いやー、カバーがあってホントに良かった。ありがとう!
以上、私が感じているカバーの効果から2つご紹介しました。
夏の陽射しだけじゃない。動物から雪からあらゆるのもから幌を守って大活躍。もうカバーは手放せないです!