チンクエチェントを守るボディカバーが破れた!代替品は手に入るのか?

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オープンカーの青空駐車
最強の相棒。ハーフカバーが・・・

オープンカーにも関わらず、青空駐車場を寝床とする私の愛車、フィアット500C(FIAT500C)。雨、埃、陽射しから幌(ソフトトップ)を守る手段として使用しているハーフサイズのボディカバー。昨年、初めての夏を乗り切った頃から少し“劣化“が目に入るようになりました。そんなハーフカバーに「その時」が訪れたのです!

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ボディカバー、ついに破れる。

納車と同時に購入し使用を開始したハーフカバー。これまでご報告の通り、その活躍っぷりは素晴らしく、青空駐車の我が愛車にとっては欠かせない存在。もはや「ゴハンと味噌汁」、「もみじ饅頭と牛乳」のような関係、最強の相棒です。

FIAT500C California POPTOP

ホコリや陽射しからクルマを守ってくれる。カバーは青空駐車の頼れる相棒です。

冬の終わりに使用を開始し、春、夏、秋、そして冬、と丸1シーズンを経て迎えた2年目の春。“その時“は来ました。突然に。

いつものようにカバーで幌を覆いドアミラーへ対応する”ふくらみ”を被せた時です。「ビリッ!」っと破れてしまったのです!

“ふくらみ”はドアミラーの突起を活かしてハーフカバーの上部及び後方への浮きを抑える重要な役割を担っています。カバーの中で最も負荷の掛かる箇所で、かねてからその強度には「スゲーねマジ。」と感心していました。しかし、やはり静かに傷んでいたのでしょう。既に生地が弱りきっていたところ、私が強く引っ張ったことでトドメをさした様子。指が貫通してしまいました。ゴメンね!今まで無理をさせて!

一度破れた生地は弱いもの。その後の“破れ“は加速しながら拡大していくと思われます。我がカバーの耐久性は“次のステージ“へ入ってしまったと言えるでしょう。

「もう長くは保たんな・・・」

激しく落胆しつつも、カバーは明日にでも使えない状態になるかもしれません。これまで守り抜いた幌(ソフトトップ)です。途切れる事なく守り続けるために、急ぎ代替品と交換しなくては!とりあえずその場はカバーを掛けて帰宅しました。

あああっ!ついに破れてしまった!

 

代替品を探す

帰宅した私は代替品を手配する事にしました。一年半前の納車時にそうしたように、幌(ソフトトップ)の青空駐車に適したカバーを検討します。やはり使い勝手を考えるとハーフカバーが良い。現在使用している「California PopTop」はベストです。しかし1年半前とは状況が変わり、もはや手に入らないようです

チンクエチェント専用品に拘らなければ他にも選択肢があるものの、フィット感がないと風で簡単に飛んでいきそう。かといって飛ばないようにガチガチに固定するのであればハーフカバーの利便性が相殺されてしまう。

悩んだ私が辿り着いたのはFIAT純正のフルカバー。フィット感は申し分なし。裏起毛でボディへのキズは最小限に抑えられると期待。ハーフカバーに比べ着脱の利便性は落ちるし、ボディに付着した砂があるとカバーをかけられないのでカバーを掛ける前は洗車が基本。コレは苦渋の決断、私にとっては恐縮ながら“妥協の策“です

しかし私の中で大きなハードルがありました。それは「価格」

蜜月な日々を過ごしたハーフカバーの購入価格は「19,662円(税、送料込)」でした。一方、FIATさんの純正アクセサリーカタログに記されたフルカバー、その名も“アウターボディカバー防炎 起毛タイプ“の価格は「33,880円(税込)」。裏起毛、防炎という品質を踏まえれば適正価格だとは思います。しかし、“妥協の策“に1.7倍の費用をかけるとなると、どうしても腰が引けてしまうのです。

むむぅ。どうすべきか・・・。

FIAT500の純正アクセサリーカタログです。

https://dl.fgaj.info/data/fiat/maestroservice/accessory/500_accessory_2021.pdf

そこで思いついたのが、ネットのフリマ/オークションで安く手に入れる方法。

未使用品が見つかればラッキーとばかりに早速某オークションサイトで検索すると、おおっとありました!「2年前に購入して未使用」の良品が「21,000円スタート」で出品されている!入札期限は「18:30」。もちろん期限ギリギリから入札開始して、23,000円くらいまでに落札できれば良いのではないでしょうか。そうと決まれば落札へのワクワク感すら生じてきましたよ!いいじゃないですか!

そして迎えた水曜日、17時頃には気持ちも臨戦態勢に入ります。毛穴も鼻の穴も大きくなってまいりました。と、そこへ仕事の連絡が!なんと内容は“トラブル“です!

「こんな時に!コッチはこれから入札が控えてるんだぞ!」

急いで解決しなければいけません!アドレナリン全開でトラブル対応開始です!うおおおおー!

そして、関係各所とのやり取りに忙殺されながらもトラブル解決の道すじが立った時、ふと我に返ります。「ハァッ!時間は!?」と時計を見た私の目に飛び込んできた時計の針は「19:10」・・・

「な、な、なーんてこったぁぁぁぁっ!」

もちろん、念の為にオークションサイトを確認しましたが、そこには「22,500円で落札」の文字。ああ、勝てたよねコレ。勝てたよ・・・。

出会いとはこういうものなのでしょう。無情にも私は納得の行く妥協の策を逃してしまったのです。ちなみに、その後もちょくちょくネット界隈を探してはいますが、アレほどの出物には巡り会えていません。

 

ハーフボディ―カバーを使い切ると覚悟する。

ネットオークションでの落札を逃した翌日、私は青空駐車場へ向かいました。改めてハーフカバーの様子を確認すると、そこには身体に穴を空けながらも愛車を守る姿がありました。よく見れば、他の箇所も生地が裂け始めているなど、全体的に傷んできていることに改めて気づきます。

「おいおい、随分と老けちまったなぁ。」

それでも淡々と相棒を守る姿が、何やら家族を守る老犬のように見えてきました。

私は犬と暮らす家に生まれ、現在も犬2匹と共に暮らしています。これまで何度か“老犬“と暮らす時間を経験してきました。その時の、何とも言えない気持ちが胸にこみあげてきます。

「そうだね。最期の日まで、お願いするか。」

私は、いよいよ愛車に固定できなくなるその日まで、ハーフボディ―カバーのお世話になることに決めました。

見ればあちこちに傷みが。老いたのう。

その日から1ケ月が経過しました。ボディーカバーはどうなったかというと、何と今だ健在でございます!若干「穴」が拡大しましたが、そこで踏みとどまっている様子。スバラシイ!涙が出ちゃう!

季節はこれから梅雨を迎え、その先には夏が待っています。青空駐車には過酷な季節。それは、愛車にとってもボディカバーにとっても同じです。それでも一緒に過ごせる時間を喜ぶかのように、我が愛車は最強の相棒と共に青空駐車場で微笑んでいます。

1か月が経過。なんとか穴の拡大は収まっています!

ハーフカバーのおかげで、今日も愛車は笑顔です!

 

以上、痛んだハーフカバーとの顛末でございました。

全体的に傷みが進んだとしても使い続けるだけのメリットがハーフカバーにはあります。とはいえ、今度こそ訪れる最期の時は代替品に切り替えなければなりません。どこかのメーカーさんで販売してくれないかなー、FIAT500C用のハーフカバー・・・。

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