オープンカーにも関わらず、青空駐車場を寝床とする私の愛車、フィアット500C(FIAT500C)。青空駐車場は母なる地球が生み出す天候には抗えず。雨、埃、陽射しからクルマを如何にして守るか。そんなある日、青空駐車場の環境に変化が!
青空駐車場としては上々
青空駐車場には屋根がない。屋根がないから空から降り注ぐ雨粒は受け入れるしかない。クルマが雨に濡れるのはもちろんですが、駐車場の地面がどうなるかも問題です。
アスファルトやコンクリートで舗装されていれば「濡れる」だけで済むが、未舗装の場合は水たまりやぬかるみが発生。駐車場を出入りする際にボディに泥が跳ねたり、タイヤのサイドウォールに付いた泥が乾いて残ってしまいます。
更に困るのは、乗り降りする人間の靴に付着した泥。どうしても車内に持ち込んでしまうので、フロアマットが豪快に汚れてしまいますよね。雨が止んでもしばらくはこの状態が続きますから、クルマをキレイに乗りたい人に取っては悩ましいですよね。
私の愛車が寝床にしている駐車場はというと、一言で言えば砂利の駐車場です。ただし、「砂利の駐車場」と聞いてイメージされるにはあまりに砂利の量が控え目。下地の土が支配的に露出していて、砂利の量は白ごはんを彩るふりかけ程度です(裕福なご家庭の量ではなく、母が睨みを利かせる一般家庭の量でご想像ください)。
聞けばこの駐車場、随分と歴史がある物件のようで、もしかすると開業当時はザクザクだった砂利の量が、年月を積み重ねるごとに少しづつ減っていき、現在の“ふりかけ程度“にたどり着いたのかもしれません。
それを裏付けるかのように、下地の土はとても固くしまっています。そのおかげで泥上の「ぬかるみ」は一切発生しません。さらに、風で砂ぼこりが舞うことも無し。雑草もさほど問題にならない。砂利が薄くなってしまった土メインの駐車場としては上々のコンディションです(賃料も安いし!!)。
諸行無常の土ボコリが舞う
さてこの駐車場、隣地はこれまで畑でした。当然「土」がむき出しの土地でしたが、農作物(トウモロコシがなんともイイ感じだったなー)と適度な雑草のおかげで、砂ぼこりが舞う事もなく、青空駐車場の“良き隣人“として共に過ごしてきたのです。
ところが、ある日、重機が入って「整地」が始まりました。ほどなくして立てられた建築看板を読めば、どうやら住宅用の土地として分譲販売される様子。昨今の不動産市況の影響か、はたまた生産緑地の期限なのか、その背景は不明ですが、いずれにせよ、これまで安定の畑だった土地は住宅用地へとリボーンされ、我が青空駐車場のお隣りには一戸建てが立ち並ぶことになるようです。諸行無常。時代は回るわけですね。
お隣の青空駐車場を利用する身としては、深夜の防犯などを考えると住宅地として人気(ひとけ)があることは心強い。こちらは深夜早朝の出入りではアイドリング等の騒音で住民の方々へご迷惑をかけないように配慮しなくてはいけないですね。そんな事を思いつつ、共存共栄、基本的に歓迎です。
ところが、ひとつ困ったことが発生です。それは“土ボコリ“!しかもハンパねー!
整地作業では、草木を伐採し、土を掘り起こして石やゴミや木の根っこやらを取り除いたり、宅地用に適した土を敷き詰めるといった作業を行うようですね。その作業の過程で発生するのか、とにかく砂、いや土ボコリがすさまじい。コレが愛車の真後ろでド派手に行われるのですから、無事で済む訳がない!
とある日、強い陽射しを避けて夕方に洗車。愛車はピカピカです。その翌日のやはり夕刻。青空駐車場の我が愛車を見に行くと、24時間前にピカピカだった事はウソのように土まみれになっとるではありませんか!ココは砂漠でしょうか!コレはたまりません!私は整地が終わるまでは洗車しないことに決めましたー!
それでも、コーティングとカバーで守られた。
さて、突如として土ボコリに悩まされることになった我が愛車。それでも青空駐車場を寝床とする対策としてボディに施したコーティングが効いているので、一時的に土をかぶっても割と簡単に洗い流せます。KeePerさんの「Wダイヤモンドキーパー」です。もう、青空駐車場ユーザーには必須ですね。
関連記事 ひと夏超えたコーティングの効果は? Wダイヤモンドキーパー(施工後9ケ月)
イヤなのはキャンバス生地で出来ている幌(ソフトトップ)です。生地の内側まで土が入り込むと面倒だから。基本フルオープンをポリシーにしている私ですが、土が入り込んでいるかと思うと幌を畳んだときに生地を傷めそうで、快くオープンにできない。
しかし今回の土ボコリに対して、ハーフボディカバーを被せているおかげで、幌は守られていたようです。若干は下方向から入り込んでるかもしれませんが見た目では確認できないレベル。
このブログでは何度も申し上げていますが、ハーフボディカバー、ホントにスバラシイです。ハーフサイズでボディ部にはかからない為、必ずしもボディ部がクリーンな状態を求めないこと。カバーが軽量コンパクトであるが故、作業が手軽であること。この2点が「毎回かかさずカバーをかける」のハードルを下げてくれます。だからこそ、幌を常に守ってあげられる。ホントにイイ。イイです!
ちなみに、このハーフボディカバー。ドアミラーに引っ掛ける箇所が破れて早3ヶ月以上経ちましたが未だに現役!破れた箇所は少しづつ広がりつつあり、その他の箇所もパサパサで乱暴に扱うと薄く伸びたり綻びたりと、徐々に傷みが進行中。それでも立派にお役目を果たしてくれています!
たくましい姿に泣けてきますよ!ありがとう!ハーフボディ―カバー!
以上、隣地の整地作業で青空駐車場の愛車へ土ボコリが降ってきた顛末でした。このブログを書いている時点で整地作業は完了し、ここ数日は目立った作業も行われていません。今後は基礎工事の後、棟上げあたりから「木くず」が飛んでくるんですかね(イヤン)。
これから季節も夏本番。灼熱の太陽からも愛車を守ってもらわねば・・・。ハーフボディカバーには、まだまだ長生きしていただきたい!お願いしますよ!