カリフォルニアポップトップ レビュー(使用後5か月)

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FIAT500C カリフォルニアポップトップオープンカーの青空駐車
ハーフサイズのボディカバー。幌を守るのにちょうどイイ。

オープンカーにも関わらず、青空駐車場を寝床とする私の愛車フィアット500C(FIAT500C)。幌(ソフトトップ)を守る手段として投入したハーフボディカバー「カリフォルニアポップトップ(California PopTop)※」。

※【2021年10月8日追記】最近は大手ECサイトでは販売していないようです。

季節は梅雨本番から真夏へ移りました。使用感やいかに?

 

雨の日は効果ある?

カリフォルニアポップトップは取扱説明書に「日除け製品です。」と記載がある通り、雨からクルマを守る事はできません。FIAT500ノーマルルーフ車のルーフアンテナに合わせた「穴」も開いてますから、幌(ソフトトップ)に雨粒が直撃しないまでも侵入した雨水で濡れることになります。さらに、以前ご報告した通り、長雨となるとカバーを固定するヒモに染み込んだ雨水がトランク内に侵入するリスクもあります。
梅雨は雨が続くもの。では、梅雨の間はカバーをかけなくても良いのか?私は「結論としては、カバーをかけた方が良い」と考えました。
一言で「雨の日」と言っても雨量は霧雨から豪雨まで様々。雨粒を縫って飛来するチリや埃、一時的に雨が上がった時に「今だ!」とばかりに飛びまわる鳥から落ちてくる排泄物などから守る効果があります。雨上がりの瞬間に立ち会えない限り、雨が止んだ後の危険に備えておきたいところ、結果的に梅雨本番も「カバーはかける」を基本に過ごしました。

オープンカー カバー

鳥さんからの贈り物。コレからキャンバストップを守れる。ありがたしです。

 

台風が来たら?

梅雨が明け、台風も経験しました。台風といえば「激しい雨」と「強い風」が発生、この2つにタイムラグが起きるのも特徴です。雨については既にお伝えした通りですが、「強い風」がクセモノです。カリフォルニアポップトップは強い風で飛びます。雨で濡れていれば水分を接着剤にかなりの強風でもボディにへばりついてくれるものの、雨が降る前の強風、雨が上がった後の強風には耐えられません。ならばどうするか?台風が近づいたらカバーを外します。白旗です。無条件降伏です。
あとは「台風一過」にいち早く対応し速やかにカバーをかけることで、真夏の陽射しから幌(ソフトトップ)を守ってあげることを心がけています。

FIAT500C カバー

風で膨らんで浮いた状態。このくらいが限界近し。天気予報とにらめっこして予め外すか判断します。

 

絶大な日除け効果

気温が高く、強烈な陽射しが降り注ぐ夏。この時期、車内温度は50℃近くまで上昇するようですね。直接日が当たるダッシュボードはフロントガラスにサンシェードをはめ込んで対策しないと70℃超!いやはや私のような日なたの青空駐車場ユーザーはチビってしまう話です。

真夏の車内温度についてgoo-netさんの記事です。
車のサンシェードの役割とは?車内温度と紫外線対策の効果を解説! | 中古車なら【グーネット】
「車のサンシェード」役割と効果とは? 気になる夏の車内温度と紫外線対策、実際の効果について解説!

そこでカリフォルニアポップトップです。以前にもお話ししましたが、カリフォルニアポップトップの裏側に、梅雨時から虫が潜むようになりました。雨天時は雨宿り、晴天時は日よけとして、幌のキャンバストップとカバーの隙間は、小さな命にとって快適な空間なのでしょうね。

フィアット500C カバー

カバーをめくると小さなお客様の姿が。既にお亡くなりになっている事も多い。合掌。

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クルマにとってはどうか。染み込んでしまう雨はともかく、真夏の強烈な陽射しについては絶大な効果を発揮してくれています。その効果はカバーを外してドアを開けた瞬間に感じる事ができます。ドアを開けた瞬間に車内から「モワッ」と立ち込める熱気。あの熱気を感じないのです。明らかに温度が低いのです。

試しに温度を測ってみました。ある晴れた日のお昼時、天気予報サイトでは34℃との事。焼き付けるような陽射しの下、気温計を片手に自宅から青空駐車場へ向かいます。3分ほど歩き青空駐車場に到着し気温系を見ると、陽射しに熱せられたか36℃を指していました。続いてクルマのドアロックを解除し、カリフォルニアポップトップを少しだけめくりドアを開け、気温が変化しないよう速やかに車内に滑り込みます。そしてアナログな気温計の針が安定するまでしばし待つこと少々、止まった針が指し示す気温は34℃。そうです!ほぼ外気温と同じ!何もしなければ到達していたであろう50℃との差は歴然です!スゴイ!

チンクエチェント ボディカバー

真夏のお昼時。この日の外気温は34℃ですが陽射しにさらされたせいか温度計は36℃を指しました。

チンクエチェント ボディカバー

一方、車内はなんと34℃と外気温とほぼ同じ!スバラシイ!

おそらく、カリフォルニアポップトップが直射日光を遮り、幌(ソフトトップ)との適度なスキマと適度な風通しが熱の伝わりを抑えるのでしょう。まさに“公園の木陰“状態。

「おおー!もはや、屋根付き駐車場いらないじゃんか!!」

一瞬そう思いましたが、ウソです。屋根付き駐車場がベストであることは変わりません。しかしながら!週に一度くらいしか乗らないオープンカーがほぼ毎日過ごす青空駐車場でこの状態を作り出せるのはスバラシイですね!車内が高温にならないだけでなく、幌(ソフトトップ)へのダメージ、陽射しにおよるウインド周りのゴムや樹脂パーツへのダメージへもかなり抑止効果があると思われます!

まさにこれがカリフォルニアポップトップの真骨頂!西海岸の強い陽射しにも負けないアメリカンスピリット、ジャパンの青空駐車場でも健在ナリです!

FIAT500C California POPTOP

強烈な陽射しからクルマを守る。これぞカリフォルニアポップトップの真骨頂です!

 

以上、カリフォルニアポップトップ使用後5ヶ月のご報告でした。梅雨が明け、夏本番となり、いよいよ本領発揮といったところでしょうか。

まだまだ夏は終わず強い陽射しが続きます。引き続きその効果を期待してます!

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